藤井七段、王位戦第一局に勝つ

7月1日から2日に掛けて、藤井七段と木村王位との間で「 王位戦 」が始まった。 王位戦は7番勝負で、先に4勝したほうがタイトルを獲得する。 振り駒で、藤井七段が先手となり「 角換わり腰掛銀 」で開始され、二日制なのに一日で終わってしまうのではないかと思うほど進行は早かった。 持ち時間が8時間であるため流石に一日では終わらず、木村王位が「封手」をして一日が終わった。 二日目の勝負は、藤井七段が飛車と角の大駒を木村王位に奪取されたため、王手の攻撃を休めばすぐ逆転される苦しい展開になったが、藤井七段は攻め続け、95手で木村王位の王様を追い詰めて捕獲し、王位戦白星発進になった。 二日制のためか、いつもより元気がなかったが、一勝してホッとした雰囲気が感じられた。 7番勝負なのでまだ先が長いが、同時タイトル保持者になつてほしい気持ちである。

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藤井七段、棋聖に王手

6月28日、東京将棋会館で、ヒューリック杯棋聖戦第二局が、藤井七段と渡辺棋聖との間であった。 今度の先手は、渡辺棋聖で、急戦矢倉で攻めた。 対する藤井七段は、通常の矢倉であったが、飛車と飛車の戦いになり、中段に「 金 」が出没したことが新しい。 その中段の「 金 」が、飛車の攻撃を封じた。 また、渡辺棋聖は「 角 」を使ったが、その侵入も封じられ、いつしか藤井七段が「 角 」を渡辺棋聖の王様の方に向け、追い込み、後手90手で勝ち切った。 ヒューリック杯棋聖戦は五番勝負であるが、先に三勝したほうがタイトルを奪取する。 藤井七段は初戦と第二局に勝利したので、あと一勝で棋聖のタイトルを手に入れる。 そしたら、最年少タイトル保持者になり記録も更新する。 三局目も勝って、タイトルを是非「 東海地方 」に持って来ることを期待したい。

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藤井七段、ダブルタイトル挑戦者になる

6月23日、藤井七段と永瀬二冠との間で、王位戦挑戦者決定戦が行われ、藤井七段が勝利した。 藤井七段が先手で、戦法は「 角換わり 」だったが、いつもの腰掛銀ではなく早繰り銀で、相手の研究を外そうとしたものと思われる。 そのせいか、何か奇妙で苦戦すると思っていた通り、終始、劣勢に立たされ、持ち時間の消費も激しかった。 藤井七段の王様が、飛車や角の大駒や桂馬で一見危うそうになったが、それを反転させ攻撃に移った藤井七段は激しかった。 飛車と金銀でアッという間の永瀬二冠の王様を追い詰めた。 先手、127手で永瀬二冠は投了し、藤井七段は「 棋聖戦 」に続き「 王位戦 」のダブル挑戦者になった。 現在一局目が終わった「 棋聖戦 」は持ち時間が4時間だが、「 王位戦 」は8時間で、二日に渡っての対局である。 藤井七段が、日本古来の着物に身を包んで、どんな戦いを見せてくれるのか期待している。

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